むすめが
きょうりゅうにはまりました
ある日むすめはきづいたのです
「ティラノって
じゃんけんぽん名人やん!!」
ティラノは
ゆびが2ほんしかないのです
いや、逆に弱いんじゃない?と思った母でした
むすめが
きょうりゅうにはまりました
ある日むすめはきづいたのです
「ティラノって
じゃんけんぽん名人やん!!」
ティラノは
ゆびが2ほんしかないのです
いや、逆に弱いんじゃない?と思った母でした
きょうりゅうにはまると
きょうりゅうのことばかり
あたまにおもいうがぶ
あみださんのはなしをきけば
きょうりゅうじだいから
あみださんはいたんだろうかと
かんがえてしまう
旦那に聞いたら
きょうりゅうの時代なら
きょうりゅうの姿のあみださんやったぞきっと
といいました
え?!獣脚類?!それとも雷竜のすがた?!
と考えてしまう私です。
まいにちの朝夕のおまいりは
いやだいやだ
そっぽを向いて
おしゃべりだってする
そんなむすめが
あるおまつりの日に
「おまつりのまえに なんなんちゃんしよっか」
といいました
おどろいたのなんの
感動したのなんの
おまつりのまえに
にこにこがおになる母でした
おまつりで
汗をかきながら食べる
焼き鳥は最高です
1さいのむすこは
いやいやわがままなお年ごろ
4さいになるむすめは
お姉さんぶるお年ごろ
30すぎのわたしは
おはだを気にするお年ごろ
30後半のだんなは
まくらのにおいを気にするお年ごろ
80のおばあちゃんたちは
お寺に参りたくなるお年ごろ
参ってくれたおばあちゃんが
お年ごろやから、と
ふふっと笑って
いいなぁと思ったのです
1さいの息子は かんぱい にハマっている
コップでだけじゃない
おわんでも おはしでも
おもちゃでも えほんでも
なんでも かんぱい
お参りのときに言いました
お念珠で かんぱい
かんぱい
あなたと私の
仏さまの前に座らせてもらっているご縁に
なまんだぶ
なまんだぶ
まいにち2かいおきょうをよむのは
向こう側にいるおじいさんと
いつか向こうにいく私のため
なまんだぶ
なまんだぶ
まいにち2かい
いつも一緒にいるようなきもち
あるおばあちゃんの話です
誰かのためのお経って
なんだか素敵ですね
向こうから1さいのむすこの
ぎゅうにゅう という声がします
牛乳のおかわり欲しいんやね あと1枚お皿洗ったらいくね
と私はちゃんと言いました
するとまたすぐに まま ぎゅうにゅう
牛乳ほしいんやね すぐ行くよ!もう手をふいたからね
と私はちゃんと言いました
言葉通りにすぐにいくと
なんと牛乳が盛大にこぼれていたのです
むすこは ぎゅうにゅうこぼれたよ
とちゃんと言っていたのでした
牛乳は大量に溢れていましたが、奇跡的に机の上の資料には届いておらず、畳にもほとんど落ちておらず、ほぼ無傷でした。嬉しかったです。
しあわせだなぁと思うのは
3さいの娘がめずらしく
1歳の息子に優しくして 一緒に遊んでいるとき
それから その2人にハグされるとき
それからそれから
子どもが寝てるあいだに 用事が済ませられたとき
それからそれからそれから
子どもに見つからずに
こっそりお菓子を食べれたとき
なんだか語呂がしっくりこないので旦那は出しませんでしたが
旦那と子どもの可愛かった動画を一緒に見たり 話したりするときもしあわせです
うちのお寺の本堂には
綺麗な木とお花が供えられてある
生けるのは門徒さんと
うちのおばあちゃんと私も少しさせてもらう
でも、その前におじちゃんが
木を切って、花を切ってきてくれる
そのもっと前に畑で花を育ててくれてる
そのもっともっと前には土づくりをしてくれてる
あぁ供えられてたのは花だけじゃなかったなぁ
おじちゃんのお家の春の庭はとっても綺麗で、勝手に散歩して遊ばせてもらっています
近所のおばあちゃんが
チョコレートをくれた
亡くなったおじいちゃんにと
お仏壇にそなえた
お下がりなのよと
おじいちゃんきっと
おいしいなぁ あまいなぁと
よろこんではるやろなぁ
ことしは娘3歳と息子1歳とともに
簡単クッキー作りに
挑戦しました
パパにあげるより先に
味見で盛り上がりました